柏市の近・現代史を学ぶ

郷土史友の会 7月例会

7月6日(火)柏市郷土資料館の企画展「銘文は伝えるー沼南の歴史をおりなす金石史料ー」を見学、その後別室でプロジェクターを使った柏の近・現代史の講義を聴きました。梅雨空にも拘わらず17名の参加を得、市教育委員会文化課の高野さんにお世話になりました。

 

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郷土資料館内 絵馬(源為朝図)の前で      沼南庁舎会議室にて                                               疱瘡除けのため奉納されたとのこと           高野さんの講義を熱心に聴収

                                                                                

 

「 企画展「銘文は伝えるー沼南の歴史をおりなす金石史料ー」.....金石(きんせき)史料とは神社・寺院の梵鐘、絵馬、扁額、棟札等で人々の素朴な願いが込められています.....では「鷲野谷医王寺(手賀沼南東側)の奉納絵馬(江戸時代天保の製作)等大変興味のある金石史料がたくさんあり、一点一点高野さんから詳しい説明を受けました。

企画展見学の後会議室で、「吉田家文書にみる楚人冠」という題目でお話を聴きました。杉村楚人冠と吉田家との関わり、花野井村の名主であった吉田家の歴史(43代続いている)、一万点以上に及ぶ吉田家の古文書の整理、そして手賀沼の景観を守る手賀沼保勝会の話。 《東京に宝塚を....日本初のゴルフ場・競馬場の開設》どれも極めて興味深いものでした。

郷土史友の会では、今年10月の例会で「旧吉田家住宅」の見学を予定しており、非常に参考になりました。講義の後の質疑応答も活発に行われ、きわめて有意義でありました。

高野さんには、この場を借りてお礼申し上げます。

 

 

 

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